業務のデジタル化を支援
営業支援システム、業務システム、顧客向けの
ポータルサイトなどオーダーメイドのシステムを開発
TAMSANが解決する課題とその背景
シンガポールを中心に、アジア拠点の多くの日系企業では、
- セキュリティ上の懸念から、本社のシステムを利用できない
- 10年以上前に導入した古いシステムをそのママ使っている
- 結果として情報共有がうまく進まないが、頑張ってExcel管理をしている
という状況にある一方で、
- クラウドベースのツールが多数あり、どれを採用すべきかわからない
- ツールを採用して、自社用にカスタマイズする手間がどの程度がかかるかわからない
などの理由から、業務のデジタル化・脱Excelが、進んでいない企業さまも多いのではないかと思います。
TAMSANのアプローチ
TAMSANでは「使いながら進化させるシステム」を提案しています。まずは、最低限必要な機能を開発して、とにかく使い始めていただく。使ってみる中ではじめて、本当に必要な機能や、改善点・現場の要望が明らかになるケースが多いためです。
また、システム導入によるメリットを現場のスタッフの方にいち早く感じていただくことで、継続的な改善に前向きな意見が出やすくなるメリットもあります。
Salesforce社のSales Cloud、Cybozu社のKintoneの活用
TAMSANでは、Salesforce社のSale Cloudや、サイボウズ社のkintoneを積極的にプロジェクトで採用しています。 こうしたツールを採用することで、初期の環境開発工数を削減し、情報のセキュリティ性を高めるとともに、拡張性の高い設計、開発を実現することができます。
業務のデジタル化の実施例
CASE 1日系食品メーカーさま : 受発注情報を紙ベースから、スマホアプリ(PWA)とSalesforce(Sales Cloud)へ
導入前は代理店担当者が紙ベースで商品を発注、それを営業スタッフが紙で集計し発注担当へと回していました。営業スタッフ、発注担当ともに工数が肥大化しており紙情報の誤読、転記ミスが頻繁に発生していました。システム導入後は、Sales Cloudで受注情報を集約。代理店担当者・営業スタッフそれぞれ専用アプリからの発注に変更しました。受注情報管理工数が大幅に減少、ミス回避を実現、本来の営業活動にフォーカスできるようになりました。
CASE 2日系製造メーカーさま : 営業活動管理を、Salesforceとポータルサイトへ完全移行
導入前は他国の営業チームの進捗・商談情報を個々がExcelベースで管理しており、メールが飛び交い膨大な量のExcelファイルが存在していました。マネージャは週1回の会議まで進捗が分からず、報告が漏れれば、フォローのしようがない状態でした。導入後はデータの管理にSales Cloudを強制化し、マネージャは進捗が随時確認できるようになりました。スタッフの営業会議の資料作成工数の減少、営業活動に割く時間の確保に貢献しました。
CASE 3日系物流会社さま : ERP以外は、全業務を Salesforce(Sales Cloud)へ集約
導入前は顧客情報、見積もり、プロジェクト情報、請求情報などを紙とExcelをセットにして管理しており、営業・業務・経理チームがお互いの動きが見えずバラバラの状態でした。Sales Cloudを導入し、すべての情報をここへ集約することで見積もりから、プロジェクト管理、請求管理まで一気通貫で管理。それにより、「見積もり金額・請求金額の再減少」「プロジェクトの対応漏れ減少」を実現しました。チーム間の一体感の醸成にも貢献しました。
CASE 4日系航空会社さま : 紙ベースの海外出張経費精算を、Salesforceとポータルサイトでデジタル化
導入前は海外出張経費精算を紙とExcelをベースに、申請・承認・精算しており、国ごとに異なる複雑な出張手当や、研修費用の計算は、属人的で、申請するスタッフや経理担当の負担になっている状態でした。導入後は、Sales Cloudにマスターを用意し、社内通貨換算レートを月次でアップデート。複雑な計算は、ポータルサイトで完結できるようになりました。経理担当の申請情報の確認時間にかかる工数の大幅削減に貢献しました。